弊社は大正12年(1923年)3月28日 宮田才吉が現柏崎市小倉町に居を構えて資源回収問屋業を開業して以来、本年令和5年(2023年)3月28日をもちましてお陰様にて創業100周年を迎えることが出来ました。
これもひとえにお取引様をはじめ広く地域の皆様そしてこれまであらゆる場面で関りを持ち難儀の時でも支えて頂いた大勢の皆様のご支援並びにご愛顧の賜物と、心より深く感謝申し上げる次第です。
ISOやSDGsの活動の高まりが示すように、資源の少ない日本のみならず地球的規模で資源リサイクルの重要性は年々重みを増してきています。
株式会社宮田才吉商店は今後もあらゆる資源のリサイクルを通して広く地域社会に限りなく貢献し社会から存在を認め続けられる企業を目指し、社員一同いっそうの努力を傾ける覚悟でございますので、今後とも、これまで同様変わらぬご愛顧ご指導ご鞭違いただきますようお願い申し上げます。
なお最後に勝手ながら、これまで多くのご関係各位の皆様から賜りましたご厚意に対する弊社の感謝の気持ちは柏崎市に対して 100万円のご寄付をさせて頂くことで表させていただき、祝宴並びに記念品等に代えさせていただくことをお許し戴きたく存じます。
ご理解いただければ幸いです。
以上甚だ略儀ながら、まずは書中をもちましてご挨拶申し上げます。
令和6年3月吉日
株式会社 宮田才吉商店
代表取締役 宮田康雄
専務取締役 宮田敏彰
他 役員社員一同
柏崎日報 2023年(令和5年)3月24日付報道
2023年令和5年3月31日 新潟日報 紙面より転載
資源リサイクルなどを手がける宮田才古商店(柏崎市藤井)は、創業100周年を記念し、100万円を柏崎市に寄付した。市役所を訪れた宮田康社長は「100年もの間、会社を続けてこられたのは地域の支えが大きい。市の発展のためにお返ししたい」と述べた。
同社は1923年、宮田社長の祖父である宮田才吉氏が、同市小倉町で廃品回収問屋を創業したのがルーツ。79年から藤井に工場を構え、家庭や企業から出る金属くずや古紙といった不要品、産業廃棄物の収集・処理などを手がけてきた。
20年ほど前からは、資源リサイクルを手がける同業者への出資も進めている。現在は同社を中核に萬屋(柏崎市大河内新田)、渡辺銅鉄店(魚沼市四日町)など、4社5工場で宮田グループを構成している。
22日にあった贈呈式で、目録を受け取った桜井雅浩市長は「リサイクルの老舗であり、そんな企業が柏崎に100年あり続けたのは誇りだ。市政のためにありがたく使わせていただきたい」と感謝した。
宮田社長は「社会的な脱炭素の流れもあって、資源の評価がかなり変わってきている。世のために必ず必要な仕事だと思って努力していきたい」と述べた。
2023年令和5年4月19日 鉄鋼新聞 紙面より転載